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最近はニュースや雑誌でも「老後へのお金の備え」について、たくさん特集が組まれていますよね。
私も40歳を超えてから、そういうニュースには特に敏感になってきました。
「老後破産」「老後貧困」などのキーワードを見るとドキッとしてしまいます(笑)
一口に老後といっても、その人の性別やお子様やご両親の有無、老後に、どのような生活を過ごしたいか?などで必要になる資金は全く変わってきますよね。
「老後に3000万円必要」「いやいや1億円いる」など、様々な意見で溢れています。
今日は、そんな誰しも気になっている「老後の生活費」について、まとめてみました。
老後の生活費支出はどれくらいかかるのか?

一口に「老後」と言っても、生活スタイルは人それぞれですし、ご結婚されているのか?また、持ち家なのか賃貸住まいなのか?によっても必要な生活費は変わってきます。
今回は、平均的なパターンで必要な生活費を算出してみます。
総務省の家計統計調査によると、高齢夫婦の無職世帯の1か月あたりの生活費の内訳は以下のようになります。
(2018年調査・2人以上の世帯のうち無職世帯・世帯主年齢65歳以上)
食費 68,350円
住居 14,879円
光熱・水道 21,668円
家具 9,815円
被服 6,220円
保険 14,690円
交通・通信 28,069円
教養・娯楽 23,607円
その他 50,532円
税金等 29,341円
合計 267,171円
調査の内容が2人以上ですから、無職のお子様が同居している場合なども含まれていますので、必ずしもこれだけの金額が必要になるとは思いませんし、平均値ですから余裕のある家庭の内容が、それを引き上げていることも考えられますが、おおよそ22万円〜27万円程度は1月あたり必要と考えられます。
この金額見てどう思いましたか〜?
私は「けっこうかかるな!」と、まず思いました^^
老後の年金収入はどれくらいあるのか?

いったい我々の年金受給は何歳から可能なのだろう?そもそも受け取ることができるのか?
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そんなことも考えてしまいますが、2018年現在での年金の支給状況は以下のとおりです。
・夫がどのような仕事をしていたのか?(会社員・公務員 or 自営業)
・妻がどのような仕事をしていたのか?(会社員・公務員・専業主婦・パート)
それぞれによって、状況は全く異なってきますが、ここでは
夫(会社員・在職中の平均年収500万程度)
妻(20代会社員・以降パートで年収130万以内)
というパターンで概算を算出してみると。
夫(老齢基礎年金 65,000円 + 老齢厚生年金 100,000円 = 計165,000円)
妻(老齢基礎年金 65,000円 + 老齢厚生年金 7,000円 = 計 72,000円)
合計 237,000円
様々な条件で支給金額は変わってきますが、概ねこれくらいの金額になります。
65歳以上の生活のためにいくら貯蓄が必要か?
支出と収入の内容について調べてみました。
概算で毎月3万円程度赤字になっています。
これからの社会情勢を考えると、消費税などの増税や、労働人口減少によるコスト増加で支出が増えることも考えられますし、年金の受給額も減少することが考えられますが、一旦この内容で進めていきますね。
計算を簡単にしやすいように夫婦がともに90歳まで生きると仮定すると、
月3万円 * 12か月 * 25年 = 900万円
不足する生活費の補填だけで、これだけの金額が必要になってきます!
実際には、冠婚葬祭や急な体調不良による入院、持ち家の場合は修繕費用など、様々な出費がこの金額には含まれていません。
そう考えると、最低限慎ましやかに生きるためにも最低でも1500万円程度は必要と思います。
これでも社会情勢の変化や年金受給額は多めに見積もっていますので、巷でよく言われる「老後資金は3000万円必要!」というのも、あながち間違っていないのかなと思えてきます。
まとめ
若い頃は全く考えなかった「老後」が少しづつ迫ってきました。
友人との会話も気のせいか健康の話題が増えてきたような(笑)
今回、改めて老後の生活費について調べて、自分自身に当てはめて詳しく調べてみようと思いました。
その内容も近いうちにまとめてみようと思います。
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