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特にアルプススタンドと外野席の暑さというか熱さというか。。。
コンクリートの床面から熱がせりあがってくる?のと、頭上から照りつける日差し。
現地ならではの高校野球観戦という良さがあるのはもちろんなのですが、それを充分に堪能するためには、この熱さ(暑さ)への対策が必須です。
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阪神甲子園球場がとった対策
第101回の夏の大会に向けて阪神甲子園球場の対策が以下の5点です。
- アルプス席や外野席の通路などに、エアコンを計28台増設
- 各入場門に扇風機計12台を設置
- アルプス席の応援団が利用するエリアの床に遮熱塗装
- 外野席の3階通路の窓に遮熱シート
- 4・5号門、11号門の入り口ゲートにミスト噴霧機を設置
この中でも特に有難いのは、アルプス席の応援団が利用するエリアの床に遮熱塗装でしょうか。
アルプススタンドは床がコンクリートですので、接触している靴の裏から熱さがせり上げてくるような感覚があります。
また、多くの座席では日差しを遮るものもありませんので直射日光を浴び続けることになります。(日傘はマナー的にNG)
遮熱塗装によりどれだけ改善するのかはわかりませんが、期待したいですね。
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大会期間中の対策
球場の設備としてのもの以外であげられているのは以下のとおりです。
- 次の試合のため待機する応援団用に、アルプススタンド入り口前に日よけテントと扇風機を設置
- アルプス席2階に冷房を完備した応援団用の休憩所を設ける
- 阪神甲子園駅前広場にミスト扇風機を設置
大会を運営する側としては、やはりアルプススタンドとそこで応援する応援団へのフォローというのがメインのようです。
試合が終了して次の試合が始まるまでのアルプススタンドの応援団の入れ替えは物凄くスムーズなのですが、その入れ替えを可能にしているのは後の試合の応援団が入場口前に待機している状態です。そこへの対応は重要ですよね。
あとは、ここには書かれていませんが、プレーする選手たちへの対策がどうなっていくのかも気になります。
1日あたりの試合数、日程進行の関係で試合進行を早くしようとする余り、選手たちへの配慮が足りない気もします。
昨年がちょうど第100回の大会だったこともあり、これから101回大会以降で試合時間の変更など選手の身体を守るための施策も打ち出されていくことを期待します。
自分の身を守る熱中症対策
球場や運営側でも熱中症対策のための改善は進めてくれていますが、やはり自分自身を守るためにも充分に対策をして観戦に行く必要があります。
タオルや、日よけになる帽子、飲み物やうちわなど持ち込むものはしっかりと準備していきましょう。
スタンドで飲むビールは美味しいですが、利尿作用で脱水症状を進行させます。それで体調を崩している観客も昨年は見かけました。
また、体調が悪くなる前に水分補給をしたり、通路のエアコンのあるスペースで身体を冷やすなどする必要がありますね。
まとめ
夏の炎天下のなかでの試合ということで、選手の身体を守るという意味でも、また観客の身体を守るためにも試合時間の変更や日程の緩和などこれからも少しずつ変更されていくのでしょうか。批判があることは確かですが、それでもこの夏の甲子園が強く日本人の心に訴えかける夏の風物詩ということも事実なので、なんとか良い形で続いて欲しいものですね。
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