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子どもが2歳になると、何でも『自分でしたい!』という気持ちや、『これは自分の物!』という意志が強くなってきますよね。
それは凄い事だし、成長を感じで とても喜ばしい事だけど子ども自身も親である私も、いろいろと葛藤した経験を紹介します。
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子育ての大変な時期
まだ幼稚園には入っておらず、可能な限り子育てサークルや子育て支援の集いに参加していた我が子が、2歳を過ぎてから 急に乱暴になりました。
子育てサークルで、何かを製作したり 運動会ごっこをしたり という内容の日はまだ良かったのですが、子どもたちは 親の目の届く所で 自由に遊び、親は子どもを見ながら 親同士で雑談をしたり、不安や疑問を話したりする日は、必ずと言って良いほど、誰かと物の取り合いをしてみたり、自分が遊んでいるものを取られて その子を叩いたり、人が遊んでいる物を取り上げて 遠くに投げたり、さらに、自分が遊ぼうと思った物が無ければ 大声で叫んだり… 見ている私が ヒヤヒヤするくらい、誰かを泣かせるか 自分が泣くかしていました。
同年齢の子どもたちが集まっているので、我が子だけではなく何か気に入らないことがあれば叩く子や、人が作ったブロックを壊して喜ぶ子、嫌なことをされたらその子の手をお思いっきり噛む子など、いろんな子が居ました。
私は物の取り合いが始まると ある程度までは見守っていて、そろそろ止めないと!とか、危ない! と感じたら 直ぐに止めに入っていました。
なかには 親同士の話に夢中で、子どもを全く見ていない保護者も居て自分の子が、他の子の遊んでいる物を取ろうとして二人とも泣いているのに、我が子をかばってばかりで、元々遊んでいた物を取られた子を怒ったり…
なんだか 腑に落ちない事もありました。
子ども同士の事なので、泣きじゃくるばかりで 解決はしません。
だから少し離れた場所に連れて行って、落ち着くまで抱っこしていたり幼稚園の先生もいらしたので、その都度子どもの間に入って『~だったんだね、そう分かったよ。でも~した方が良かったかな?』とか親に対しても『まだ気持ちを上手に伝えられなくて、手が出ちゃうんですよ』と落ち着かせてくださっていました。
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子育てでイライラしてつい怒鳴る
それでも毎日のように、我が子が 他の子を叩いたり、押し倒して泣かせてしまうと、子どもを遊ばせてあげたくて、サークルに参加しているのに 嫌な気分になったり。
集団生活に慣れる為にも、必要な時期だと分かっていても 相手が居る事なので相手の子にも、親御さんにも謝ってばっかり…
そんな事が続くと、子どもに対しても「何で毎日同じ事を言わないといけないの!」
「何回言えば分かるの!」や「いい加減にして~!」と、ついつい、我が子を 怒鳴ってしまうこともありました。
酷いときには 1日中、それはダメでしょ! それは危ないよ! 勝手に取らない! など、こっちがぐったりするくらい、怒鳴りっぱなしでサークルに参加すること自体が 苦痛になった時期もありました。
そんな時には、無理に出掛けずに 家でパズルをしたり、お絵描きをしたりしながらゆっくりと、子どもと二人の時間を過ごしたり、「少しくらい喧嘩しないと 人間関係学べないよ~」って言ってくれたママさん親子と一緒に公園で おもいっきり遊ばせたりして、私自身も気晴らしをしていました。
たまに、サークルなどに参加すると やはり手が出てしまったり、自分の思うように出来なくて、泣いてしまったりはありましたが、やったり、やられたりを繰り返しているうちに 落ち着いてきました。
子どもなりに、気持ちを言葉で表現出来ない もどかしさがあって、どう表現したらいいのか 分からなかったのが、少しずつ言葉で言えるようになったし何度も繰り返して、ここまでは大丈夫だけど、これ以上はダメなんだな。とか、知らず知らずのうちに 分かるようになっていたのかも知れません。
子どもの安全は確保しつつ、大きな怪我でなければ これも経験。と温かい心で見守ってやることも 必要なんだと感じました。
子育てのイライラで反省
そして、美味しいご飯を食べさせてあげたくて、手の込んだご飯を作ったのに…
天気のいい日は 少しでもストレス発散出来るように、散歩や公園に出掛けているのに…
全て子どもの為を思って やっているのに、 わがままを言われたり、約束の時間になっても「イヤ~ 帰らない!」が延々と続いて、「こんな事なら 来なければ良かった。」と思ってしまったり時には、感情的になってしまうこともあります。
その時の子どもの表情を見て、『そんなに怒る事ではなかった』とか『何で怒鳴ってしまったんだろう』と後悔することも たくさん。
私自身も 落ち着いて話ができる日と、何をされてもイライラしてしまう日もあるけど、散々怒ってしまい、子どもに「分かった」と、泣きそうな顔つきで 冷静な判断をされた時、子どもの方が大人だ。私はなんて小さい人間なんだろう…って落ち込みます。
どんなにイライラしてしまっても、どんなに怒ってしまっても子どもの笑顔や寝顔を見ると やっぱり愛しい。
寝ている我が子に『ごめんね ごめんね』と何度も繰り返しながら、また明日から笑顔で頑張るぞ。ってやる気も出るし、親も子どもと一緒に 少しずつ成長していけるのかも。って思います。
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