梅雨を楽しむ家庭菜園!ミニトマトの梅雨対策で甘く強く美味しくする方法

ミニトマトの栽培 梅雨

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ミニトマトは夏に旬を迎える夏野菜です。
ミニトマトを裂果させないための梅雨の過ごし方とは?
雨の日の作業でも芽かきなどで傷がつくとそこから病原菌が入り伝染する可能性があります。
トマトやミニトマトの家庭栽培で梅雨時期をうまく乗り越えて美味しくつくる方法をまとめました。

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ミニトマトを甘く栽培するには、水分を抑制する

ミニトマトの栽培
原産地が南米アンデス高原のトマトは、乾燥や多日照、昼夜の温度差がある気候が好みです。
水分抑制のためには、貴畝にして排水をよくすることや乾燥気味に育てることが大切です。
また、梅雨時期のためには雨除け対策などの工夫た必要になってきます。
トマトやミニトマトの味を良くするためにも日光不足には注意しなければなりません。
日光が不足すると花数も少なく、花質も落ち、落花も多くなるということです。

トマトやミニトマトを路地栽培で育てるには、高温や多湿に注意する必よがあります。
収穫までは途中で作業することも多く、最初は丈夫で作りやすく、たくさん採れるミニトマト系の品種を選ぶことがおすすめです。

トマトの栽培ポイントとは?

トマトの栽培ポイントでは、ナス科の野菜との連作や近い場所での植え付けは控えることです。雨対策のためにも水はけのよい貴畝、マルチ、雨除け屋根を作るなど過湿を避けるようにします。
肥料は適度に与え、バランスよく施すことです。

トマトの栽培時期

トマトの栽培時期は3月中旬に種をまき、5月上旬に植え付け、7月?10月初旬まで収穫できます。

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トマトの苗を強くする植え付け方法とは?

「寝かせ植え」とは?

トマトの苗を定植する場合は、本葉8?9枚が出て1番花が咲き始めたころです。
株間は50?ほどで、「寝かせ植え」がおすすめです。
植え付け後は仮支柱を立てて、苗を支えるようにします。
「寝かせ植え(斜め植え)」のメリットは、トマトの茎から根が出やすい性質を利用したもので、茎の部分から根(不定根)を出すことで、吸水力や吸肥力が高まることです。
そうすることで、樹勢も強まり、収穫量も増えてきます。
「寝かせ植え」はトマト本来の性質にも合い、より健康に育つために病害虫にも強くなるメリットもあります。

*注意点
接ぎ木苗の場合、寝かせ植えはNGです。
接ぎ目部分が埋まってしまうので、接ぎ木の意味がありません。

連作障害を防ぐには?

トマトは連作障害を防ぐためにも、同じ場所での栽培を4?5年あけるようにします。
コンパニオンプランツを利用することで「萎凋病」などの土壌障害を防ぐ効果もあります。
「萎凋病」とは、土の中の病原菌が原因で下から次第に黄化・萎縮し、やがて株全体の葉が黄化して枯れることです。
コンパニオンプランツとして「ニラ」を一緒に植えることで、ニラの根に共生する拮抗菌の分泌する抗生物質が「萎凋病」を防ぐ効果があります。
又、おもしろいところでは、「ラッカセイ」と一緒に植えることで、トマトとの相性がよくお互いに生育を促す働きがあります。結果的に収穫量が増えるということがいわれています。

風通しをよくすること

梅雨の時期には病気が発生しやすくなります。下葉や枯れた葉は取り除き、込み合っているところは間引き早めに収穫したりして、風通しをよくすることです。
また、病気予防のための殺菌剤を散布するのもおすすめです。


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トマトは雨にあたることで病気や実割れをおこしやすい

水はけをよくすること

梅雨の長雨では畑は吸水力を失い、畝間にはいつまでも水がたまります。水はけが悪いことで根腐れを起こしやすくなります。
対策としては、通路に向けて溝を掘り、水が流れるようにしてあげることです。

雨による被害

トマト栽培では、梅雨の雨の多い時期のためにも、雨除け屋根を張ってあげるのがおすすめです。
過湿による障害が出やすいものは「大玉トマト」です。
完熟するまでに時間がかかり雨が土を跳ねとばし葉についてしまうことで、土壌病原菌に侵されやすくなるからです。
とくに、「疫病」という雨により伝播する病気はトマトには深刻です。
実割れも起こりやすくなり対策が必要になります。

実割れの原因とは?

実割れの主な原因は、土壌水分の急激な変化によるものです。
乾燥が続いたあと急な降雨があると実が一気に肥大するのに、果皮の成長がついていけないことにあります。
また、雨が実に直接あたることも割果や裂果の原因となります。

トマトの雨対策とは?

トマトを雨による被害から守るには、畝にマルチシートや苅草、ワラを敷いたり、雨除けハウスを設置することがおすすめです。
雨の多い日本で美味しいトマトやミニトマトを育てるには、雨よけハウスを設置して乾燥気味に育てるようにすることです。

台風時のトマト屋根の注意

台風などの強風時には注意が必要になってきます。
できれば、ビニールだけでも外しておくなど対応が必要です。

まとめ

梅雨の時期、この時期は土壌が過剰に多湿になります。
長期間の雨が続く時期には病気や害虫が発生しやすくなります。
トマトやミニトマトなどの雨に弱い野菜を育てるためには、梅雨時期の雨対策はしっかりと行うことがおすすめです。

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