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夏になるとお中元を考えなくてはいけません。
特に悩むのが、「何を贈るのか」ということと「いくらくらいのものにするか」ということだと思います。
中でも習い事の先生へのお中元は明確なルールが分からない場合も多いです。
私は実家が音楽教室をしていて、ありがたいことに小さいころからお中元お歳暮をたくさんいただいていました。
そして大人になった今、実は私も音楽教室の講師をしています。
そこで今回は、私の経験から、ピアノの先生をはじめとする習い事の先生へ贈ると良いオススメのお中元についてお伝えします。
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お中元の金額設定って難しい…相場はどれくらいなの?
結論からいうと、習い事の先生に贈るお中元の金額に、相場というものはあまりありません。
そもそもピアノの先生にお中元を渡すべきかどうか、という疑問がある人も多いようです。
私の個人的な意見としては、正直「どちらでも大丈夫」という感じです。
もらえればもちろん嬉しいです。
だからといって、もらえなかったことを怒るとか、お中元をくれた生徒とくれなかった生徒に差をつけて指導するというようなことはありません。
ちゃんと月謝や会費を払っているのですから、それ以外のことをする必要はないと思います。
ただ、『お礼の気持ち』を伝えるという意味では、お中元というものはすごく良いイベントだとも思います。
私も自分の師匠にはお中元とお歳暮を毎年贈っています。
いつもご指導ありがとうございます、という気持ちを形にして伝えるチャンスだと思うからです。
つまり、気持ちの問題なのです。
高いものでもそうでなくても、日ごろの感謝とお礼が伝われば問題ないと私は思います。
そうはいっても…という声も聞こえてきそうですので、目安をお伝えするならば、月謝の半分くらいの金額をご提案します。
あまり高価すぎても贈られた方がびっくりしてしまいますし、さきほどから言っている通り「お気持ち」なので、月謝ほどの額でなくて大丈夫です。
月謝は習い事の種類や教室によって異なりますから、そういう意味でも習い事の先生に贈る金額に相場はないともいえますね。
お中元を贈る相手は一人暮らし?家族がいる?
お中元の品物選びをする際にまず考えたいことは、習い事の先生が一人暮らしなのか家族と暮らしているのか、という点です。
家族構成によって喜ばれるものが変わってくるからです。
私が小さかった頃、音楽教室をしていた父がよくいただいていたのがお菓子やジュースの詰め合わせです。
「娘さんと食べてください」と言って渡してくださる方が多かったらしいです。
その後、私が高校生になった頃には、お菓子やジュースはあまりもらわなくなり、かわりにハムや瓶詰、オリーブオイルなど、食べ盛りに嬉しいものが多くなりました。
お中元は、指導していただいている先生に感謝を伝えるものではありますが、先生の家族に焦点を当てたほうが品物選びはしやすくなるのです。
では、私がいただいて嬉しかったものを紹介します。
子どもの頃私が一番喜んだお中元は、アイスクリームの詰め合わせです。
ゼリーやジュースもかなり好きではあったのですが、もらう時には常温である場合がほとんどでしたので、一度冷やさないといけません。
もらった瞬間にすぐ食べたい子どもとしては、アイスクリームほど条件を満たしているものはなかったのです。
そして今、一人暮らしをしながら自宅開放で音楽教室をしている私にとって、とてもありがたいのが洗剤です。
子どもの頃は「お菓子じゃないのか?」などと厳禁なことを思ったりもしましたが、母は喜んでいました。その気持ちが今はとてもよく分かります。
一人暮らしだと食品系は余らせてしまったり賞味期限を切らしてしまったりする可能性があります。
その点、洗剤は腐らないし、しょっちゅう使うものなのでとてもありがたいのです。
また、自宅開放の場合はお花や置物も喜ばれると思います。
玄関やお稽古場に飾れるような少しオシャレな物も候補に入れてみてください。
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お中元を用意したらあとはマナー!渡し方にも気を遣いましょう
せっかく準備したお中元も、渡し方一つで残念な印象になってしまうこともあります。
のしのルールだったり、袋から出して渡す、というような、どんな場面でも必要なお中元のマナーというもがあると思います。
ですが今回は、習い事の先生にお中元を贈る際のマナーについてお伝えしてみます。
習い事の先生の場合、重要なポイントになるのは『贈るタイミング』です。
冷やす必要のあるものならばお稽古が始まる前に、常温でよいものであればお稽古が終わってから渡すのが良いと思います。
ただここで気を付けたいのは、他の生徒さんが見ている前で渡さないようにする、ということです。
自分のお稽古後、次の生徒さんが準備をしている横で堂々と渡したり、前の生徒さんの保護者が見ているところでやり取りをしたり、というのは礼儀作法として良くないと感じます。
「前の生徒さんがお中元渡していたから私もしないといけないかしら」という風に思わせてしまう可能性があります。
最初に書いたように、お中元を贈るかどうかは人それぞれの考え方があって良いのです。
先生に渡す際に気を遣うように、他の生徒さんにも気を遣うようにしましょう。
まとめ
もしどうしても品物や金額が決まらない場合には、同じ教室の生徒さんに尋ねてみましょう。良い案がもらえるかもしれません。
もしくは、皆でまとめて贈り物をしようという提案もありえますね。
いずれにしても、とにかく気持ちが大事です。
あまり考え過ぎず、日ごろの感謝を形にしてください。
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