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暑い日が続き、夏の到来を感じるようになってきました。
夏といえば、子どもたちが心待ちにしているのが夏休み。
そして夏休みといえば、自由研究ではないでしょうか。
「今年は何をしようかな」とテーマに悩むのは子どもだけでなく、むしろ保護者のほうがなかなか進まない自由研究にヤキモキする、ということも多いと思います。
貝殻や昆虫採集、植物の観察日記、工作、実験など、やりがいのある定番のテーマはたくさんあります。
しかし、定番のテーマはやりつくしたという人や、他の人とかぶりたくないという気持ちがある人もいると思います。
そこで、私が今まで見たり経験した中でおもしろいなと感じた自由研究のアイデアを3つご紹介します。
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自由研究のアイデア 楽しい歴史上の人物のまとめ方、カギは『新聞』!
1つ目にご紹介したいのは、歴史上の人物について調べてまとめる自由研究です。
ただ調べるだけなら、普段の宿題等でも課題になっているでしょう。
わざわざ夏休みの自由研究で取り上げるテーマでないように感じるかもしれません。
そこでポイントになるのは、まとめ方です。
箇条書き等でまとめるのも良いのですが、時間がたっぷりあるせっかくの夏休みなので、日々の宿題ではできないようなまとめ方を工夫してみると良いです。
そして私がオススメしたいのは、新聞風のまとめ方です。
まず「誰が何をした」という歴史上の出来事を大きな見出しに持ってきます。
そしてそれに関連する情報をいくつか端的にまとめたり、絵やグラフを描いたりして、新聞の一面記事のように仕上げるというものです。
記事を作るとなると、たくさんの情報を集めなければなりません。
しかし集めたものをそのまま書けばいいということでもありません。
新聞というからにはたくさんの人に手に取ってもらい、読んで理解してもらえる内容にしなければいけないのです。
そのためには、集めた情報を取捨選択しなければいけないことに気付くと思います。
つまり新聞風にまとめると、調べたことをただ書き連ねるのではなく、内容を精査し、目を引くような記事タイトルや配置配色など、様々な工夫を凝らすことができるのです。
これは、人に読んでもらうということ、つまり「人に伝える」ということを考える勉強にもなります。
新聞風にまとめるというアイデアは、やり方次第では歴史以外の教科にも使えます。
理科の実験や漢字の成り立ちを分かりやすく、かつ少しドラマチックに仕上げると、とても面白いと思いますよ。

。自由研究のアイデア 音楽は向かない?楽器にスポットを当ててみては?
2つ目は、音楽の自由研究のアイデアです。
音楽に関する自由研究は、取り組む人があまり多くないと思います。
他の人と違うテーマにしたいという人にはねらい目の科目でしょう。
しかし、歌ったり楽器を演奏するといった実技的なことは提出できません。
文章や数値を書いてまとめるとなると、歌詞を考察してみたり、作曲家の生涯について調べてみるというのが真っ先に思いつきます。
でもここで私が一番オススメしたいのが、楽器について調べるということです。
それも、楽器工房や楽器職人に取材に行けるとなお良いです。
例えば、バイオリンについて調べてみるとします。
本やネットで情報を集めることはもちろんですね。
手元にバイオリンの実物があるなら、写真や絵を入れて詳しく解説も書けるでしょう。
これだけでも十分なのですが、実際にバイオリンを作っている職人の話もプラスすると、ぐっと格が上がる感じがしますし、内容に説得力もでます。
どんな手順を踏んで楽器は生まれるのか、職人はどんなことに気を付けて作業するのか、学校では学べないことがたくさん分かるはずです。
そしてこれは、取材をするという勉強にもつながります。
一点注意するべきことは、事前にアポイントメントを取ることを忘れないということです。
突撃訪問では迷惑になりますし、応対してもらえない可能性も大いにあります。
アポイントメントを取ることも勉強の一環と思って取り組むと良いでしょう。
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自由研究のアイデア 料理に取り組むならレシピ本を作ろう!
3つ目にオススメするのは、料理をテーマにした自由研究です。
料理を作る、ということは普段の生活の中で当たり前のようにこなしている人もいるでしょう。
でも、歴史新聞と同じで、まとめ方を工夫するだけで一気に自由研究らしくなります。
ではどのようにまとめるかというと、レシピ本をイメージしてもらうと良いと思います。
まず、何の料理を作るのか決めます。
メインだけ作るのか、副菜や汁物も付けるのか、ということもあらかじめ決めておきましょう。
そして実際に料理を作り始めるのですが、ここでポイントになるのが、ところどころで写真を撮っておくということです。
材料をすべて並べたところ、食材を切ったり混ぜたりしているところ、フライパンで焼いているところ、など、ポイントとなる調理過程を写真におさめます。
盛り付けて完成したところまで写真を撮ったら、普段通り美味しくいただきましょう。
そして後日、文章にしてまとめていくのです。
まずスケッチブックを用意します。
1ページ目に料理名を大きく、2ページ目にその料理を選んだ理由を書きます。
そして3ページ目以降から、料理の手順を書きます。
材料の分量を記載することから始め、あとは調理の順番通り、いくつかの段落にわけて書いていきます。
料理を作った際に撮っておいた写真も適所に張り付けていきます。
ワンポイントアドバイスや注意点があれば、もれなく書いておきましょう。
最後に絵を描いたり色をつけたりして華やかにすれば完成です。
一枚の紙にまとめるよりも、細かく手順を記載して写真まで付ければ、世界にたった一冊のレシピ本が出来上がります。
テーマとしても面白いですし、思い出に残る素敵な自由研究になりますので、かなりオススメです。
まとめ
夏休みの自由研究が普段の宿題と大きく違う点は、取り組む時間がたくさんあるということです。
日々の宿題だと、次の日に提出することがほとんどですし、長くても一週間程度の猶予しかないと思います。
それが夏休みの課題の場合は一ヵ月半ほどの時間があるわけです。
だからこそ、自由研究は普段できないテーマにチャレンジして、見聞を広めるチャンスになるといいなと思います。
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