自由研究を楽しむ夏休みを 嫌いを克服する方法 実際の調査と進め方も紹介

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夏休みの自由研究は、いつの時代も頭を抱えるものです。
毎年のこととなるとテーマがなくなってきます。
それに何より、夏休みも意外と忙しいのです。
自由研究以外にもたくさんの宿題が出ますし、部活も練習や大会がたくさん行われます。
お盆の時期とも重なるので家の用事もあるかもしれません。
そして最近の子どもたちは、塾などの習い事に追われる場合も多いようです。
テーマを決めるのも、実際に自由研究を行うのも、忙しい現代っ子には大変なのです。
だけど、自分で疑問や関心を持ち、課題を見つけ、取り組んでいくという姿勢はやはり大事なことだということも理解できます。
そこで思うのですが、どうせ忙しいなら、その忙しいことを自由研究のテーマにしてしまえば良いのです。
ということで、今回は、『習い事』をテーマにした自由研究についてご提案します。

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自由研究を楽しむ夏休み 「嫌い!」を克服するには

自由研究

まず、自由研究が嫌いとか難しいと感じる人が多いのはなぜでしょうか。
それは、面倒くさいから、ではないでしょうか。
他の宿題と違って課題が与えられていないぶん、ゼロから自分で考えなくてはいけないのですから、面倒くさいと感じるのは当然といえば当然でしょう。
ですが、自分にとって興味のあることならばどうでしょうか。
例えば、誰にでも得意な教科と苦手な教科があると思います。
同じ枚数のプリントの課題が出たとして、得意な教科はさっと終わらせることができますが、嫌いな教科は倍の量に感じるくらいうまくこなせないと思います。
自由研究もこれと同じです。
好きなことをテーマにしている人は楽しくさっさと終わらせることができます。
つまり、「好きなこと・得意なこと・興味のあることをテーマにすることができるかどうか」。
これが自由研究嫌いを克服する最大のポイントなのです。
そこで結びつくのが『習い事』 です。
世の中にはたくさんの習い事があります。
水泳やそろばん、ピアノにダンス、書道、最近ではプログラミングなんていう習い事もあるようですね。
塾まで習い事に含めれば、かなり多くの人がなんらかの習い事をしていると考えられます。
子どもの場合、自分の意志で習い始めた人だけでなく、親に勧められて無理やり始めたという人も少なくないと思います。
それでも2?3回で辞めてしまったりせず、一定期間以上続けているのであれば、多かれ少なかれその習い事に好奇心があると言えるでしょう。
これを自由研究のテーマにしない手はありません。

自由研究を楽しむ夏休み 「習い事」をテーマにその裏側を調査してみよう!

習い事

では習い事をテーマに自由研究をするとして、具体的にはどんな内容にすれば良いでしょうか。
自分がこれまで習ってきたことをまとめてみたり、その習い事の歴史や活躍している人物を調べてみるのも良いかもしれません。
ただ、私がここで提案したいのは、『習い事の先生への密着取材』です。
自分がお世話になっている先生の1日に密着し、準備や片付けの仕方や指導の様子を見させてもらうのです。
すると、指導を受けている時には気付かなかった上達のポイントや、先生の想い、指導をすることの大変さなど、裏側を知ることができます。
つまり、社会科見学や職業体験みたいなことです。
自分が興味のあることを、接点の多い自分の指導者のところで、調査するような感じです。
『習い事の先生のところで職業体験』と名付けて良いかもしれませんね。

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自由研究を楽しむ夏休み 「習い事」をテーマにした自由研究の進め方

 

ピアノの鍵盤

さて、『習い事の先生のところで職業体験』を進める上で、注意してほしいことが3点あります。

事前にしっかりとアポイントメントを取る

気心の知れた先生だとしても、必ず事前にアポイントを取ってください。
先生にも都合がありますから、急に押しかけていくなんてもってのほかです。
それに、この自由研究の意図もしっかり伝えておかなければ思った通りの調査ができないでしょう。
また、職種によっては、仕事内容を口外できない場合もあるかもしれません。
ですから必ずアポイントは取りましょう。
そして、アポイントは自由研究をする子自身と保護者の両方がとることを強くオススメします。
まずは夏休み前に保護者が軽く伝えておきましょう。
習い事の迎えの時にでも、「子どもがこういうことを自由研究のテーマにしたいようなのですが、その際はご協力をお願いするかもしれません」という感じで大丈夫です。
先生の反応が良さそうだったら、子どもにしっかりとアポイントを取らせます。
アポイントを取るところからが社会科見学なので、保護者がすべてを済ませるのでなく、子どもにもしっかりやらせてください。

密着中は習い事に支障をきたすような行動は絶対しない

無事にアポイントメントを取ることができ、密着の日時や概要が決まったら、当日しっかり先生の様子を見てメモを取ることに徹します。
ただし、あくまでも見学をしている立場だということを忘れてはいけません。
先生の指導中に疑問を投げかけてお稽古を中断させてしまったり、他の生徒さんが一生懸命頑張っているのにウトウト居眠りをしたりというのは当然タブーです。
密着を受け入れてくれた先生に失礼なことはもちろん、習い事に来ている生徒さんに迷惑になってしまうことも絶対にやめましょう。。

お礼を忘れない

密着取材が終わったら、家に帰って文章にまとめ、提出できる形に仕上げます。
直接見たり聞いたりしたことには説得力や臨場感があるはずです。
できるだけ詳しく、そして自分の感想もたくさん盛り込みましょう。
そして自由研究として完成したら、必ず先生にお礼をしに行きましょう。
どの程度のお礼が良いかというのが悩みどころかもしれませんが、お金を用意するのはやりすぎだと思います。
ちょっとした菓子折り程度がちょうど良いでしょう。
菓子折りでさえ受け取らない先生もいるかもしれません。
規則上受け取れないという場合もありますから、断られたら引っ込めて問題ないです。
ただ、お手紙は受け取ってもらえるはずです。
菓子折りは贈らないとしても、少なくともお礼の手紙は渡すようにしましょう。
これも、子ども本人と保護者の両方が書いた方が礼儀正しいですね。
そしてなにより渡すべきものがあります。
それは、完成した自由研究です。
学校に提出するぶんとは別に、もう一部コピーをしておいて、それを先生に渡してください。
自分を慕い、自分の様子を見てまとめた研究結果は、どんなお礼よりも喜んでもらえるはずです。
以上の3点に気を付けながら、たくさんのことを吸収してみてください。

自由研究にそのまま使えるアイデア3選 今年の夏は親も子供も、悩まない!
暑い日が続き、夏の到来を感じるようになってきました。夏といえば、子どもたちが心待ちにしているのが夏休み。そして夏休みといえば、自由研究ではないでしょうか。「今年は何をしようかな」とテーマに悩むのは子どもだけでなく、むしろ保護者のほうがなかなか進まない自由研究にヤキモキする、ということも多いと思います。

まとめ

夏休みこそ習い事の練習を頑張るぞ、という人も多いと思います。
長い休みですから、習い事のスキルを磨くことももちろん大事です。
が、せっかくですから、学校の課題と習い事を絡めてみると、今まで気づかなかったことに出会えると思います。
自由研究に楽しく取り組みつつ、習い事を今以上に好きになるチャンスにしてください。

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