お中元の定番はなぜハム?食べきれないから迷惑?美味しい食べ方と保存方法

ロースハム 夏の話題

スポンサーリンク

そろそろ百貨店のお中元売り場がにぎわいはじめる季節。
ひとまずネットで人気商品をチェックしている方も多いのではないでしょうか?
いろんなギフトセットを見ていると、
ふとどうしてハムなんだろう?と考えたことはありませんか?
お中元選びに頭を悩ませているあなた、知ればハムの見方が変わるかも。
息抜きにハムのおはなしをどうぞ。

スポンサーリンク

お中元の定番ハム なぜハムなのか?

お中元

実は昔、ハムの店頭販売のアルバイトをしたことがある私。
若かったのと食欲旺盛だったためか
ハムの種類の多さと、それぞれのおいしさに感動した覚えがあります。
そんなハムが贈り物に選ばれやすいのは、
・大人も子供も好きな人が多い(ハズレがない)
・賞味期限が長いので、贈る側ももらう側も気が楽
・切るだけで簡単に食べられる
という理由があげられます。納得の理由ですね。

でもその理由を満たす商品は他にもあるのに、
どうしてハムなの?いつから日本人はハムを贈るようになったの?
と気になりませんか?

日本に最初にハムが作られたのは、明治5年。
長崎にハム工場が建設され、初の日本製ハムが作られたそうです。
その後、明治天皇が長崎に行幸した際、
ハムを献上したと伝えられています。
ここから、ハム=天皇が召し上がるほどの高級品、となったのですね。
実際に、明治から昭和初期までは
日本ではハムは超がつく高級品でした。
大正10年頃の物価で、
ハム1本は公務員の初任給の約1/3に相当したそう。
これは現代に換算すると、6?8万円!
日本人の中で、ハム=高級品のイメージがあるのはこのためです。
その名残から今でもお中元にハムを贈り、
相手に対する感謝の気持ちを表しているんですね。

お中元の定番ハム 食べきれないから迷惑?

ロースハム

今でもたしかに高級品の雰囲気を醸し出しているハム。
自分では買わないような銘柄の高級ハムなので、
個人的にはもらうと嬉しいのですが、
件のアルバイトをしていた時も、
「食べきれないからもらうと困る」という声もチラホラ…。
また、食品添加物が気になるという方もいるようです。

たしかに、単身世帯の方や夫婦二人のご家庭には
もてあましてしまうのかもしれません。
そんなご家庭には、量が少なめで、珍しい種類のハムをお送りすると
喜ばれるかもしれません。
また、添加物が気になる方には、無添加のハムもあります。
定番と思われがちなハムだからこそ、
ちょっとひねりを加えるのも、新鮮味があっておすすめです。


スポンサーリンク

お中元の定番ハム おすすめの食べ方

サンドイッチ

さて、今度はハムをいただいたときに気になるハムの調理法。
もちろんそのまま食べられるのがハムの魅力ですが、
それだけでは飽きてしまうもの。

試食販売もしていたので、
あれこれ試行錯誤した結果好評だったのが、

  • そのまま厚切りにしてシンプルに焼く
  • スープに入れる
  • ミートローフはサンドイッチに

でした。
どれもシンプルに感じますが、おいしいものはシンプルな調理法が
一番おいしさが引き立つんだなあと思った覚えがあります。

まず厚切りにして焼く、というのは簡単だし
見た目のボリューム感もあるしおすすめです。
ハムをもらいすぎてとりあえず消費したいときにも、
手っ取り早くたくさん食べられてよい方法です(笑)
味付けは、まずはシンプルに塩コショウがおすすめです。
お肉のステーキとは一味違った、
熟成されたハムならではの旨みが味わえますよ。
そういえば、豪快な私の祖母は醤油だけで味付けしていましたが
焦がし醤油が香ばしく、酒の肴になりそうです。

次は、スープの具として入れるのが一番好評でした
薄く切って軽い朝食用のスープにしても、
厚く切ってポトフのような「しっかり食べる」スープにしても、
ハムからしっかり旨みが染み出ていて、
またほどよい塩気も加わって、
いつものスープがワンランクアップします。

最後のミートローフは、ギフトだと真空パックに入っていて、
どうやって食べたらいいか戸惑いますよね。
ギフトに入っていないこともありますが、
入っていたらぜひ試してほしいのが、サンドイッチ。
好きな厚さに切って、表面をこんがり焼いて、
レタスとケチャップ、マスタードとパンにはさむだけ!
食べやすいですし、
ぎゅっとつまったひき肉のおいしさが味わえます。
ハンバーグにも似た食感と味なので、マスタード抜きにしたら
子供も喜ぶ一品になりますよ。

それから焼豚は、お中元にいただいたら
冷やし中華、ラーメン、チャーハンと、
これからの時期便利に使えます。
夏休み中の昼食の助っ人になることまちがいなしです。

お中元の定番ハム 食べきれなかったら冷凍で保存!

お中元でいただいたハムは、未開封の状態だと長持ちしますが、
一度開封すると3日程度で食べきらなくてはいけません。
3日以内に食べきれるのであれば、
切り口が空気に触れないようラップをしてから、
密閉容器に入れて冷蔵庫保存します。

もし3日以内に食べきれないのであれば、冷凍保存しましょう。
冷凍保存するときは、
1回分ずつの分量に小分けしてから、ラップにしっかり包んで、
フリーザーバッグに入れて冷凍するようにしましょう。
そして解凍するときは、
必ず「冷蔵庫でゆっくり自然解凍」してくださいね。
電子レンジやお湯で一気に解凍すると風味がそこなわれますし、
常温での自然解凍は、雑菌が繁殖して危険です。
ただし、スープにする場合は、凍ったまま入れてOK!
凍った状態のスライスハムを細切りにしてサラダにトッピングすれば
冷蔵庫でサラダを冷やながら解凍できるのでおすすめですよ。

まとめ「お中元にハム、贈りたくなる?ほしくなる?」

調べてみると、高級品なのに便利に使えて、
冷蔵庫にいるとなんだか心強い、
そんなハムになんだか親しみを覚えませんか?
これから始まる暑い夏に、涼しげなビールやゼリーも素敵だけれど、
おいしく食べて元気が出そうなハムのお中元もいかがでしょう。
そしてもしいただいたら、ぜひおいしく召し上がってくださいね。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました