お中元のマナーや時期は?新社会人のためのお中元講座 渡し方や挨拶も

夏の話題

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最近はあまりお中元を贈りあったりすることは少なくなってきたように思いますが、
それでも風習として残っているお中元。
新社会人の方など、初めてお中元を贈るという方はどうしていいかわからず迷っている方も多いのではないでしょうか?

今回はお中元のマナーを紹介していこうと思います。

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新社会人のためのお中元講座 そもそもお中元とお歳暮の違いは?

お中元と一緒に連想されるもので、お歳暮があると思います。
お中元の年末バージョンがお歳暮?と疑問を持ったりしますよね。

私も子供のころは、お中元とお歳暮の名前は知ってるけど、なんで送られてくるのかな?とかは考えてなかったですね。

お中元とお歳暮はそもそも、どちらも感謝の気持ちを込めて贈るもののようです。

だたし、ここで違う点は時期ですね。
夏と冬が違うだけじゃないの?と思いますが、贈る感謝の意味が若干違います。

お中元は「半年間お世話になりました、もう半年もどうぞよろしくお願いいたします」
という意味になります。
そして、お歳暮は「一年間お世話になりました」という意味が込められています。

一緒のようで、ちょっと違う。でも感謝の気持ちという分には一緒ですね。
ここで注意したいのはお中元。

あと半年よろしくお願いします。という気持ちで贈ったのならば、お歳暮にて一年間ありがとうございました。という気持ちでもう一度贈る必要があります。

簡単に言うと、お中元を贈ったのならばお歳暮も送らないといけない。ということです。
お中元を贈らずに年の最後にお歳暮で一年間の感謝を伝えるのはアリです。
ただ、お中元だけ贈って、お歳暮を贈らないのはマナー違反のようです…注意しましょう!

お中元を贈る時期のマナーとしては、地域差もあるようですが7月初めから7月中旬にかけて統一されつつあるようです。

また、お中元を取り扱っているショップでは早割を行っているところも多いですね。
早めに買うだけで、少し安くなるのは嬉しいですね。

新社会人のためのお中元講座 のしのマナー

お中元に限らず、結婚式やお祝い事、または法事などでも必要な「のし」。毎回悩んでしまいます…

まずはのしの書き方から。
基本的にお中元ののしは紅白の5本の蝶結びのデザインのものを使用します。
表書きとしては、水引の上に「御中元」、水引の下に「名前」を書きます。
名前は個人で贈る場合は、姓名のフルネームで書くことが一般的とされています。
連名で贈る場合は、右側に目上の方、左側に目下の方の名前を書きます。
連名の場合は3名までが一般的とされています。
3名以上で贈られる場合は、代表者の名前を中央に書いて左下に「他一同」という書き方をしましょう。代表者以外の名前は中の包み紙に書きます。
会社名を添えて送りたい場合は、個人名の右側に小さめに書いてください。

個人名ではなく、会社からということでしたら、水引の下に会社名だけ書いても大丈夫です!

では、こののしを包装紙のどこに貼るのがベストなのかというと、
直接手渡しをするのか、配送するのかによってのしの場所が異なります。

そもそも内のし、外のしはと何が違うのかというと、
内のしは贈り物に直接のしをつけてから、包装紙で包み、
外のしは包装紙の上にのしをつけるというものになります。

一般的に直接手渡しする際は外のしにすることが多いです。
しかし、配送の場合は配送中にのしが汚れてしまったり、破けてしまったりを防ぐために内のしにします。

また、関東では外のしが一般的で、関西では内のしが一般的という地域差もありますので、
相手の方の地域に差がないかもあらかじめ調べておくと安心ですね。

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新社会人のためのお中元講座 渡し方のマナー

最近は宅配が一般的になってきていますが、本来は直接渡すというのがマナーでした。

宅配で贈られる場合には、お中元の包みの中に「挨拶状」という手紙を同封するか、
インターネットなどでお中元を手配する際は、中に一緒に入れ込むことができないので、
御中元とは別に郵送します。

挨拶状の内容としては、季節のあいさつ、日ごろの感謝の気持ち、贈り物について、締めの挨拶。
というような内容になります。

例えば、「厳しい暑さが続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
日ごろより主人が大変お世話になりまして、心よりお礼申し上げます。
本日は心ばかりの夏のご挨拶として、〇〇を送らせていただきました。
お忙しい日々とは存じますが、お身体にご自愛ください。」
といったような内容になります。

この挨拶状を郵送で贈る際は、お中元よりも早く相手に届くように郵送するのがマナーです。
準備を忘れないようにしましょう!

また、お中元を宅配で贈る際は、相手に何日の何時ごろに品物が届く旨を伝えておくほうがいいですね。
中身が生ものでしたら、受け取る前に傷んでしまうといけませんので、事前に伝えておきましょう!

では、手渡しのマナーはというと、まず伺う前に〇日に夏のご挨拶に伺いたいと電話でアポをとります。時間は早朝や、食事時を避けるように10時?11時や、14時?16時等で提案しますが、相手方に時間の指定があればそちらを優先します。

当日は時間ぴったりか、5分遅れほどで伺うのがベストです。早めに到着してしまうと、相手を焦らせてしまうので、約束の時間に伺うようにします。

伺ったら、部屋に通してもらい、一通り挨拶を済ませてから、品物を渡します。
渡し方は、紙袋や風呂敷包みから品物を出し、一度自分に正面が向くように置き、粗相がないか確認して、相手方に正面を向けなおし、両手を添えて渡します。

持参した紙袋等は、手早く畳んで片づけてくださいね。

まとめ

お中元のマナー意外とたくさんあって戸惑ってしまいますよね。
慌てないように早めの準備をして、気持ちのいい夏の挨拶をしましょう!

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