スポンサーリンク
台所のシンクの頑固な汚れにヤル気を失いかけている方。
一人暮らしをしていると、ついつい後回しにしてしまいますが、いつもキレイなシンクでいられるコツがあります!
- 汚れの性質
- 汚れの程度に合わせた方法
順に説明していきましょう!
スポンサーリンク
シンクの汚れ解決のコツ「汚れの原因!これって何だろう?」」

一般的なステンレスのシンクで見ていきます。
シンクの汚れの原因は、水垢(みずあか)と油分です。
水垢は、主に水道水に含まれる炭酸カルシウムです。
これを含んだ水分が乾いた後に残り、こびりつきます!
白っぽくなりますね。繰り返しこびりつくと、なかなか落ちてくれません(泣)
最初に言っておきます!(笑)
水分をふき取っておけば頑固な汚れはつきません。
では、ついてしまった汚れを落とすコツを紹介していきます!
まずは作業の方
大きく3種類に分けます。
削(けず)り取る
みずあかや油分が固まってくっついているので、こするとはがれる場合があります!
硬(かた)いものでけずる方が効果はありますが、シンクを傷つけるおそれがあるので、まずはやわらかい素材のヘラなどで試してみましょう。
100円ショップに、『激落ちくん』というすごく汚れを落としてくれるスポンジがあります。
磨(みが)いて取る
スポンジややわらかい布(ぬの)なのでみがきます。
汚れを浮かして落ちやすくする
なかなか落ちない場合などに、前もって液体をつけてしばらく間を置き、汚れを浮かせて落としやすくします。
◆主に、上記の方法で落とします♪
では、汚れの程度からちょうど良いやり方を選びましょう!
目立つ程の汚れではない場合
けずるのはシンクを傷つけますので、まずは激落ちくんや、やわらかいスポンジを水でぬらして優しくこすります。
これで落ちればいいですね。使用後は、せめてシンクの上側の水分はキレイにふきあげましょう!
ずっとキレイなシンクを保てます♪
汚れが少し気になる場合
①重曹(じゅうそう)を使う
オススメです。私たちの体の中にもあるものです。
ナトリウム化合物といって塩の仲間です。
自然にも体にも優しく、明治時代から掃除用に使われてきたものです。
近年、その重要性が見直されてきました。
掃除にはどのタイプの重曹でも効果はあります。口に入れるなら食用を。
アルカリ性ですが、少しの汚れなら落とすこともできますので試してみましょう。
お酢(熱したお酢なら効果もアップ)をかけると効果も高くなります。
アルカリ性の汚れには、酸性のもので落とします。
水垢(みずあか)はアルカリ性の汚れです。
酸性の汚れには、アルカリ性のもので落とします。
湯垢(ゆあか)は酸性の汚れです。
みずあかの部分に重曹をふりかけて、ラップなどでパックをするようにします。
スポンサーリンク
しばらく置いておき流水で流します。
肌が弱い方でも刺激がないので使いやすいですね。
また、においが気にならないなら、重曹に熱したお酢をふりかける方法もかなり有効です。
化学反応により、付着した炭酸カルシウムを水と引き離して浮き上がらせてくれます。
炭酸の泡が出てきますので、しばらく放置してやわらかいスポンジや布などで優しくこすってみてください。
②炭酸水(たんさんすい)を使う
炭酸水を気になる部分にふりかけて、やわらかいものでふき取ってください。
炭酸水に含まれる二酸化炭素により、シュワシュワ~っと汚れや油分を浮かせてくれますので汚れが落ちやすくなります。
③中性(ちゅうせい)洗剤を使う
アルカリ性と酸性の中間(PH6~8)の性質で、肌にも強い刺激がない代わりに汚れを落とす作用も高くないです。
軽い汚れなら十分に落とす効果はあります。
④レモンを使う
酢と同じ酸性の果物のレモンの絞り汁、または水分を含む皮を汚れが気になる部分にこすりつけ、ラップやキッチンペーパーでパックをして、しばらく放置します。
その後、やわらかいスポンジや布などでこすり、水で洗い流します。
汚れが目立つ場合
酸性の液体洗剤を使う
あまりオススメはしませんが高い効果はあります。
刺激が強いので手袋を使用して、液体が直接肌に触れないようにしましょう。皮膚の炎症などのおそれがあります!
また、他の薬剤と混ざると危険な場合もありますので、窓を開け換気をするなど取り扱いには十分に気をつけてほしいと思います。
補足
シンクの水垢(みずあか)の場合、ほとんどが酸性の汚れだと思われますので、アルカリ性の溶剤(ようざい)を使って落としていくのが手っ取り早いと思います。
それで落ちない場合は、アルカリ性の汚れかもしれませんので、逆に酸性の溶剤を使って落とすことができると思います。
シンクの汚れ解決のコツ「まとめ」」

◆水垢(みずあか)はアルカリ性 ⇒ 酸性のものを使う
◆湯垢(ゆあか) は酸性 ⇒ アルカリ性のものを使う
最初に言いましたように、汚れの原因は水滴などの水分をそのままにしておくことで、水道水に含まれる炭酸カルシウムや油分が、水分が乾いた後に残りシンクにくっついてしまうことにあります。
ですから、水分をそのままにしないようふき取ることで汚れの付着を防ぐことができます。
また、余談ですが、カビやゴキブリは水分のある所を好みますので、カビやゴキブリのすみかにならないようにも、台所の使用後は水分は必ずふき取りましょう。
一度しっかりと汚れをキレイに落とし、いつも乾いた状態にしていると、いつもキレイで清潔なシンクでいられます。
汚れの性格を理解して、普段からほんの少しだけ気をつけるだけで毎日向き合う台所が快適な空間になると思います♪
さらにアルコール消毒など、衛生面にも気をつかうことで、感染症などの予防にもなり健康にもつながりますので、ぜひ試していただきたいと思います!
スポンサーリンク
コメント