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子育てはだれだって初めてで、戸惑ったり、悩んだりします。
そして次第にストレスがたまっていき、なんだか最近無気力になっている…。
そのストレスがすぐに解消できるのならいいのですが、ストレスがたまり続けて自暴自棄になってきている。
それは場合によってはいわゆる「産後うつ」になっているかもしれません。
その産後うつには、早めの対策をしなくてはいけません。
そこで今回は、「うつの兆候とその対策」について書いていきます。
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子育てのストレス「産後うつとは?」

産後1ヶ月ごろから始まり、ピークは産後3ヶ月におこります。
長いと産後6ヶ月くらいまで続きます。
ちょうど、赤ちゃんのお世話が慣れないことで大変な時期とかさなっていますね。
特に産後1ヶ月となると、里帰り出産を終えて、赤ちゃんと2人きりの生活を始めるときですよね。
産後うつは予想以上に大変で、ストレスがたまり起こるものです。
重症なものは、ママが自殺してしまうこともあるので、見過ごせないことなのです。
子育てのストレス「うつの兆候

・赤ちゃんがかわいいと思えなくなる
・なにもかもやる気が起きなくなる
・食事が作れなくなる
・食欲がなくなる、または過食気味になる
・寝不足状態が続いて頭がくらくらする
・眠いのに眠れない
・無関心になる
上記のような自覚症状がでたら、うつの可能性があります。
私も息子を産んで産後1ヶ月ごろから、息子の泣き声にいつもイライラしていました。
いつまでも泣き止まない息子をたたいてしまいそうになり、自己嫌悪におちいりました。
息子をかわいいと思えなくなっていたのです。
最初は自分はうつになんてなっていない、疲れているだけだと言い聞かせていましたが、眠いのに眠れなくなっていると気づいたとき、うつを自覚しました。
子育てのストレス「うつの対策は?

「完璧な母親はいない」と考える
世の中に育児もできて、家事もしっかりとこなし、いつも身なりがきれいなんてママ、いるのなら出会ってみたいものです。
みんなママは「今日も完璧にできなかったなぁ」なんて思いながら日々をがんばっています。
私も息子の授乳と寝かしつけで1日が終わってしまったこと、たくさんありました。
1日中パジャマとすっぴんで過ごしてしまったことも。
「自分はなんてだらけているんだろう」と責めたこともありましたが、主人がある日言ったのです。
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「子どもを一生懸命育てているってことでしょう?自分のことができてるっていうことは、子どもの面倒を見てないってことになるよ。」と。
その言葉にすごく救われたことを覚えています。
今日も赤ちゃんが元気に泣いて、よく飲んでよく寝ている。
それはがんばっているママがいるからです。
自分の今の育児に自信を持ってもいいのです。
母親と話す
母親も育児の経験者です。
きっと今の自分と同じく、育児に悩んだことがたくさんあるでしょう。
ささいなことでもいいので、話してみましょう。
母親はいつまでたっても娘が心配です。
だれよりも親身になって話を聞いてくれるはずです。
主人の母親でもいいですね。
私は母親に「育児が辛い」と言ったことがあります。
そして言われたことは、
「世の中のお母さんがみんなできて、なんであなたはできないの?
みんなできてるんだったら、あなただってできるはずだよ。」
というものでした。
たしかに、そうだと納得しました。
それからは、辛くなったときに母親の言葉を思い出して、気持ちがずいぶん楽になりましたね。
市や区の産後ヘルパーを利用する
市や区がおこなっている、自宅にて育児をしてくれるホームヘルパーを安く利用できる制度を利用するのもいいです。
時間によって料金が変わりますが、1人になりたいときはとてもオススメです。
私も一度だけ利用したことがありますが、赤ちゃんの面倒を見るだけではなく、家事もしてくれたので、本当に助かりました。
悩みを相談できたりもするので、普段の辛いことも少し軽くなりました。
産婦人科や保健所に相談する
うつが重症になる前に、かかりつけの産婦人科や近くの保健所に行き、専門の方に相談することがいいです。
実際に専門の方にみてもらい、「産後うつ」と判断されれば、その症状にあった治療や心身のケアをしてくれます。
「自分は大丈夫」と思っている方もいるでしょう。
しかし、うつはだれにでも起こることです。
うつになっている自分を認めたくないと思っているかもしれませんが、赤ちゃんにとってよくないので、気づいたときに対処しましょう。
子育てのストレス「まとめ」
今回は「うつの兆候とその対策」について書きました。
うつの兆候はまとめて書くと、「育児に無気力、無関心になる」ことです。
対策は「完璧な母親はいないと考えて、自分の母親や専門の方に相談すること」です。
妊娠中は幸せな子育て生活を想像しますが、子育ては大変なことの方が多いかもしれません。
初めての子育てなら、なおさら大変だと感じてストレスもたまりがちです。
私はそれでも、息子を産んだことを後悔していません。
むしろ今では息子のいない人生は考えられません。
それは、やはり息子が一生懸命息をして、生きようとしているからです。
それに私も応えてあげたいです。
今回書いた、うつの兆候が少しでも見られたら、早めの対策をしてくださいね。
そして、ママも赤ちゃんも、笑顔の毎日が送れますように!
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