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毎日の料理で使うステンレスの流し台(シンク)。常に綺麗な状態を保っておきたいと思うのですが、いつのまにか白い汚れが発生してしまいます。
また、蛇口の周りには茶色いシミができて、取り除くのにも一苦労ですよね。
今回は、そんなステンレスのシンクを綺麗に保つための掃除方法と毎日のメンテナンスをご紹介します。
ステンレスのシンクにできる白い汚れの正体は

ステンレスの流し台(シンク)に発生する白い汚れの正体は、「水垢」です。
水垢は、水道水に含まれるカルシウムやケイ素などのミネラル分が水分の蒸発とともに結晶化したものです。
ステンレスの水垢を綺麗に取り除くには?
ステンレスの流し台に発生する白い汚れ「水垢」はアルカリ性の性質を
持っていますので酸性の性質を持った洗剤などを使えば効率的に取り除くことができます。
また、食材を取り扱うスペースで酸性洗剤を使用することに抵抗がある場合は、酸性の性質をもつ酢やクエン酸を使用する方法もあります。
クエン酸は重曹と並んで安価で家の中のあらゆる掃除に利用できますので、1人暮らしに常備するのに最適です。100円均一ショップなどでも販売されていますので、ぜひ試してみてください。
水垢が酷くこびりついている箇所に、キッチンペーパーなどにクエン酸を混ぜた水をスプレーなどで染み込ませ、5分から10分程度時間を置けば汚れが浮かんできますのでスポンジなどで簡単に取り除くことができるようになります。
ステンレスのシンクにできる茶色い汚れの正体は?
蛇口まわりや、排水溝周り、シンクの角などにできる茶色い汚れはサビです。
ステンレスでできているシンクは本来サビにくいものですが、経年の使用により表面のコーティングが摩耗してしまうことにより下層に含まれる鉄分が溶け出しサビが発生する場合や、空き缶などをシンクに長時間放置することにより、その空き缶に発生する鉄分が流れ出し発生する「もらいサビ」という状態もあります。
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ステンレスのサビを綺麗に取り除くには?
軽度な「もらいサビ」は中性洗剤とスポンジで取り除くことも可能ですが、そうでない場合は他の対応策が必要になります。
硬いタワシなどで擦るのは、1人暮らしの賃貸物件の場合、退去時のことを考えるとなかなかやりづらいですよね。
また、そういったもので強く擦ることでステンレス表面のコーティングが剥がれてしまい余計にサビが発生してしまうことも考えられます。
サビを取り除く際には、メラミン製のスポンジや柔らかめのスポンジを利用して軽く擦るようにしましょう。
重曹にも研磨効果がありますので洗剤がわりに振りかけて利用するのも効果的です。
それでもダメな場合はクリームクレンザーなどをつけてサビ自体を削り取るようにして落とします。この際に硬めのタワシなどを使ってしまうとサビのまわりにも傷がついてしまい結果的に汚れが広がってしまいます。
あくまで柔らかく軽めに擦るように気をつけてください。
水で流し、またクレンザーをつけて柔らかく擦るというのを何度か繰り返していくうちに少しずつサビが落ちていきます。
サビが発生しないように。毎日のメンテナンス方法は?
サビは一度発生してしまうと取り除くのにも気を使います。特に退去が前提な賃貸物件だとなおさらです。
シンクにサビを発生させないようにする最良の予防方法は「モノを出しっぱなしにしない」です。
特に「もらいサビ」は簡単に発生してしまいますので金属製品などはおかないようにしましょう。
簡単な事のようですが、ついつい食事の後などに片付けるのが面倒で洗い物を出しっぱなしにしてしまうことがありますが、サビを発生させないようにするには、これが一番重要です。
まとめ「シンクの掃除は手間がかかる!とにかく毎日のメンテナンスが大事」
シンクに発生する水垢やサビは一度発生してしまうと取り除くのに労力がかかります。
特にサビはシンクに傷がつかないように対処するのは大変です。
洗い物が溜まったシンクはあっというまにもらいサビが発生してしまいます。
1人暮らしであれば洗い物の量もわずかです。しんどいときも頑張って片付けてから寝るというのを徹底しましょう。
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