東京での子育てはお金がかかるそのワケは!?教育、食費など気になることは

保育園 子育て

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「東京に住んで、満足いく子育てができるだろうか?」

「東京に引越したいけれど、子育て環境は今と違うのかな?」などと、疑問に思うことでしょう。

東京都の30代の平均年収は554万円です。

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他の大都市と比べても高くなっています!

夫婦ともに正社員であれば、世帯年収は1000万円を超えていくでしょう。

東京には企業の本社や、大企業が多いため、給与水準が高くなりがちです。

世帯年収が1000万円を超え、子どもができたとして、さぞかし豊かで余裕のある暮らしができるだろう、と思うのは早合点ともいえます。

実は、子育て世帯の中で最もよく聞く声は、「働いても保育園代や学費に消えていく」「買えない。手が届かない。ただ、見ているだけ」というものです。

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年収が高いと、保育料も比例して高くなる!?

保育園

高級品が軒を連ねて並ぶショップがあっても購入する余裕はありません。

もちろん、日々子育てに追われ精神的にも、物理的にも時間が足りないという理由もあるでしょう。

それでも、年収が1000万円以上あってもダメなの?と思われたかもしれません。

実は、保育園に預けた場合、世帯年収に応じて保育料は高くなる仕組みになっています。

たとえば、1000万円の世帯年収で、1人の子どもを保育園に預けると、約45,000円を毎月保育料として納めます。

ただし、これは認可保育園の場合。

認可外の保育園になると、これ以上の金額を毎月支払うことになります。

認可外保育園に預ける私の知人は、毎月70000円を支払っていました。

また、子育てには、オムツや食事といった費用も加わります。

移動にタクシーを利用することも増えてくるでしょう。

東京で教育熱心になればなるほど、貧乏になる!?

英才教育

保育園を無事に卒園し、なんとか公立の小学校に進んだとして、余裕がある暮らしができるようになるでしょうか?

小学校の子どもを持つ親御さんのなかには、「小学校にあがれば手がかからなくなる。楽になるよ」とおっしゃる方もいました。

ですが、実際は公立の小学校であっても、学習参観やら、親子のふれあいを目的とした授業が月に何度かあります。

「運動会以外、まったく行かない!」と決めている親御さんもなかにはいるようですが、仕事を抜けたり、あるいは、会社を休んだりして出席する親がほとんどなのが実情のようです。

そんな中、さらに子どもの教育に力を入れようと思えば、学習塾などに通わせることを考えるようになるでしょう。

小学校1年生であれば、家で親が教えるという、いわゆる“親勉”スタイルでも問題ないようですが、受験を考えた時は、やはり進学塾の扉をたたくことになるでしょう。

高額な月謝を支払う必要がでてきます。

教育費や高い家賃を支払っていれば、おのずと生活するためのコストが高くなり家計を圧迫します。

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そのため、「買いたいものが街に溢れているけれど、買える余裕がない。子どもの受験が最優先だから、今は、見て楽しむしかない」という状況になってしまうようです。

住み続けるには、リーズナブルな地域を選ぶ!?

もう一つ、見逃せないのが高い家賃です。

東京都の中央区で2LDKで、賃貸マンションを探すとしましょう。

築20年以内で駅徒歩10分の物件であれば安くても17万円。20万円台は当たり前です。

私も車を所有しているのですが、駐車場代は毎月37000円です。

ですから、都心に住む以上、高い家賃は覚悟しなければなりません。

もちろん、子育て世帯であれば、できるだけ満員電車に長時間揺られるのを避けたいでしょうから会社の近くに住みたいと考えるかもしれません。

高い家賃を支払って、会社の近くに住むか、それとも比較的安価な家賃で済ませ、遠くから通うかは迷うところでしょう。

最近では、職場に近いところに住むことを推奨する企業が増えています。通勤時間の短縮が図れ、より時間を効率的に利用できるようになるためです。

せっかく会社がバックアップしてくれてもそもそも保育園が会社の近くや自宅の近くにあるとは限りません。

お世話になっている銀座の美容師さんは、自宅のある目黒区や、職場近くの中央区に預ける保育園がなかったため、仕方なく、自宅から保育園まで電車で4駅ほどの世田谷区の認可外保育園に奥さんと交代で毎日送り迎えをしているといいます。

社内に託児所などがあれば良いかもしれませんが、まだ一部の企業だけにとどまっています。

東京に住むと、食費が高くなる!?

スーパーマーケット

小さなお子さんをお持ちのご家庭のなかには、福島で起きた原発事故の影響から、今でも食品の生産地を関東以外で探している方もいたりします。

千葉や茨城や埼玉県産であっても購入を避けているため、西日本の産地の食材をスーパーやネットで購入するご家庭もありますが、送料などが入るので値段が高くなりがちです。

原発事故が起きた当時は、水道水などを0歳児に飲ませないように東京都から周知があったこともあり子どもの口に入る食の安全には敏感なのは仕方のないことかもしれません。

ただでさえ、値段が高い都心のスーパーの食材に加え、放射能の影響から産地にこだわりを見せると、金額もそれなりに高くなってきます。

まとめ

東京で子育てをしていて世帯年収が1000万円以上であったとしても、豊かに暮らせているという実感どころか質素な生活を心がけようとする人がほとんどではないでしょうか。

無理をして背伸びをせず、必要なコストは割り切って支出し、物価や地価の比較的安い街を選び、子どもに対して選択できる範囲で最も良いと思える教育環境を用意し原発の影響はネガティブに考えず贅沢をしなければ、子育てもできる街とも言えなくもありませんね。

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