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塾に通わせようと思ったら、「何年生から通わせたらいいのかな?」と疑問が浮かぶかもしれませんね。
「夏期講習や冬期講習などを受けてから、参加させてもいいのかな?」と考えるかもしれません。
じつは、我が家も同じでした。それまでは、5歳から公文式に通っていましたので塾に切り替えるタイミングを探っていました。
春・夏・冬に開かれる講習に参加してから、本格的に通うかどうかを判断しようと考えていました。
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塾が2月からスタートする本当の理由

我が家のように、「お試しで春期講習を受けてからにしようかな」「夏の講習に参加をしてみてから判断しようかな」などと検討をしてらっしゃるかもしれません。
実際、塾が案内しているチラシやホームページでは、積極的に夏期講習や冬期講習などの募集がされていますので、そちらに参加して塾の様子や、お子さんの反応を見てからでも遅くはないように思います。
しかし、我が家は、まったく講習を受けることなく、2月から通塾をスタートをさせました。
なぜ、2月からスタートすることになったのか?
大きな理由。
それは、多くの塾では2月スタートが一般的だからです。
関西では多くの私立中学校で1月に入試が終わります。
それにあわせて、新年度のカリキュラムも2月からスタートするようにスケジュールがびっしりと組まれています。
そのため、たとえば、夏期講習を7・8月と受けたとして、9月に入塾をしたとします。
ところが、7月・8月は夏期講習分だけを受講しているので、塾生が受けている7月・8月の通常の授業は受けていないことになります。
つまり、すでに塾では2月からスタートしていますから、仮に9月に入塾したとしても、
2月~8月までの期間は未習ということになります。年度の途中から入ってくると、
どうしても単元の抜けが出来てしまうということです。一度、カリキュラムがスタートすると、前に戻って単元をやり直すことが前提になってしまうため、塾に慣れていない間は、調整が大変です。
また、半年前の内容からテストが出てくることもあるので、習っていないと、問題への対応が難しくなります。ですので、時期については2月がベストかと思われます。
最近は、3・4年から通塾が最も多い!?

次に、学年です。
学年は、3年か4年からがベストでしょう。
3年だと早いと思われるかもしれませんが、最近、ネットなどが発達したため、受験ノウハウが一般化されたこともあり4年生から塾に通って、中学受験をするというような情報は、多くの受験を考える親が手に入れています。
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そのため、人よりも先に動き出そうと、3年生から入塾を考えているご家庭が増えています。
先取りを前倒ししないと、みんなと差がつきにくくなってきているように思えるのでしょう。
また、4年生からは入試に直結する単元を習います。
とくに、理科などは、花の作りや植物分野において一度、4年生で学習したら、それ以降出てこない塾もあります。
最難関中学を狙うなら、6年生の夏には、志望校別の勉強や、過去問に着手しなければなりません。
逆算すると、6年生までには、単元を一通りやっておいて、弱点をなくすようにする必要があります。
ただし、3・4年生からのスタートだと、子どもがまだまだ精神的に幼いため、塾に預けっぱなしというのではなく、保護者がしっかりとサポートをしなければなりません。
塾の説明会でも、「ここは託児所ではありません!」と強調する責任者もいました。
低学年ほど、塾で過ごしている様子をスタッフの方にお聞きするなど、100%塾任せではなく、親も授業で分からないところを教えたり、予習したりする必要があります。
ここで面倒がらず、勉強する習慣を作っていくと考えて、辛抱強く取り組んでいくことも大切です。
5年生からでは、最難関中学をうけさせてもらえないリスクも!?

子どもと同じクラスの子は、5年生の2月から大手塾に入るためテストを受けました。
その際、「●×中学に入りたい」と希望していた最難関中学の名を伝えると、「今からでは間に合いません」と言われたといいます。
結局、別の塾に行きましたが、やはり予言どおり最難関中学には一歩届かず、2番手校に落ち着きました。
4年生になって、通塾に慣れるか心配な場合、3年生から準備を進めて塾との付き合い方になれることも良いでしょう。
トップクラスを目指すなら幼児から塾通い!?
息子の同級生には、最難関中学しか考えていないご家庭がいらっしゃいました。
早々に1年生から塾に通わせ、先取りのクラスに在籍をさせ早め早めに準備をしておられました。
また、学習塾が運営している幼児教育のクラスにも在籍し、1~6年生まで通塾をして、見事、最難関に合格を果たしたお子さんもいました。
3年生、4年生あたりまでは、とくに他と差が見えにくかったのですが、5・6年生と高学年になるにつれ、算数の偏差値が70を超えるなど、目覚しい結果を出して周囲を驚かせていました。
たしかに低学年になるほど、学校の宿題や拘束時間は少ないため、先取り学習に時間が割けます。
親としても、先回りをして準備ができるのかもしれません。
実感として、最終の受験学年になってから6年生の単元を習っていたのでは間に合いません。
どんなに準備をしても余裕を持つことは難しいのが受験の世界です。
結果はやってみないと分かりませんが、何事も早め、早めの準備があってこそ、
本番で持っている力が発揮できるのではないでしょうか。
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